こんにちは、相武台ゆうデンタルクリニックです。
お子様の定期検診で、歯科医師から歯並びについて言われたことはありませんか?
そもそも子供の歯列不正とは?
子供の歯列不正とは、歯がまっすぐに生えず、上下の歯が正しくかみ合わない状態のことを指します。
噛み合わせが正しくないと、見た目だけでなく、健康や日常生活にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
歯列不正が引き起こす問題とそのデメリットについて詳しく説明します。
↓歯列不正の主な原因↓
〇遺伝的要因
歯列不正は家族歴が関係していることが多く、顎の大きさや歯の形状が遺伝することで発生する場合があります。
〇生活習慣
指しゃぶり、舌を出す癖(口腔習癖)、口呼吸などの習慣が続くと、歯並びに影響を与えることがあります。
特に、口呼吸はお口が乾いてしまい、菌が繁殖して口臭や虫歯の原因になってしまいます。
〇乳歯の早期喪失
虫歯や外傷によって乳歯を早く失うと、永久歯が正しい位置に生えにくくなることがあります。
歯列不正の問題点とは?
〇見た目の影響
歯列が乱れていると笑顔や表情に自信を持てなくなり、子供の自己肯定感に悪影響を与えることがあります。
〇咬み合わせの問題
咬み合わせが悪いと食事の際に十分に食べ物を噛み砕けず、消化器官に負担がかかる可能性があります。また、咬み合わせのずれが顎関節症を引き起こす場合もあります。
栄養の吸収率にも影響するため、身体の発育にも悪影響があります。
〇発音や呼吸への影響
歯並びや顎の形状は発音に関わるため、歯列不正があると正しい発音が難しくなることがあります。また、口呼吸が癖になることで健康上のリスクが高まることも指摘されています。
〇虫歯や歯周病のリスク増加
歯が重なり合っていると歯磨きが十分にできない部分が増え、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
子供(特に10歳以外の子)は顎の骨が成長している段階にあります。
子供の矯正治療は大人になってから行うよりもずっと効果的です。
?マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを装着して歯並びを整える治療方法です。従来のワイヤー矯正とは異なり、目立たない見た目や取り外しの自由度が特徴です。
マウスピース矯正の利点
〇目立たない
マウスピース矯正は透明な素材で作られているため、装着していてもほとんど目立ちません。これにより、お子様が矯正中でも見た目を気にせずに過ごせます。
〇取り外しができる
食事や歯磨きの際に取り外せるため、従来の矯正器具と比べてお口を清潔に保ちやすい点が大きなメリットです。
ワイヤー矯正と比較して虫歯や歯周病、歯肉炎もなりにくいです。
〇着けていて違和感がほとんどない
ワイヤーやブラケットを使用する矯正器具に比べて痛みや違和感が少ないため、子供にも負担が少なく済みます。
〇治療期間の短縮が可能
マウスピース矯正では、計画的に歯を動かすことができるため、場合によっては治療期間が短縮されることがあります。
〇スポーツや演奏への影響が少ない
ワイヤー矯正と異なり、スポーツや管楽器の演奏などの活動に支障をきたしにくい点もお子様にとって大きな利点です。
学校の授業や習い事に影響をきたしません。
マウスピース矯正のデメリット
〇装着時間の管理が必要
1日20時間以上装着しないと効果が得られないため、自己管理が重要です。
子供の場合、保護者の方のサポートが必要になる場合があります。
〇適応できるケースが限られる
かなり重度の歯列不正の場合、マウスピース矯正だけでは治療が難しいことがあります。
このような場合は他の矯正方法との併用が必要です。
〇紛失や破損のリスク
取り外しができるため、マウスピースを紛失したり破損したりする可能性があります。
子供の歯列矯正を成功させるためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
〇早期の歯科受診
歯列不正は早い段階で診断するほど治療がスムーズに進みます。少しでも気になればぜひご相談ください。
〇保護者のサポート
子供のマウスピース矯正では、装着時間や日常のケアをサポートする親の役割が重要です。
まとめ
子供の歯列不正は見た目だけでなく、健康や日常生活にも多くの影響を与えます。その治療法の一つとして注目されているマウスピース矯正は、快適さや見た目の自然さなど多くの利点を持つ一方で、自己管理や適応ケースの限界といったデメリットも存在します。
お子様の歯並びを整えるためには、早めの診断と治療が重要です。
当院では矯正認定医による治療や診断を受けることができます。
また矯正治療中でも虫歯や歯周病治療を保険で行えるので、ぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。
治療前
治療後
診断 :開交
治療内容 :インビザラインファースト
期間 :6ヶ月
費用 :50万円