こんにちは!
歯科衛生士の藤野です😊
今日歯周病がもたらすリスクについてお話ししていきたいと思います。
口の中にいる歯周病菌は、歯周病の発症だけでなく、心臓病や糖尿病、肺炎や関節リウマチなど、数多くの全身の病気を誘発したり悪化させたりします。
脳卒中もその一つ!😱
歯周病の初期は、はっきりとした症状がなく気がつかぬうちに少しずつ進行します…将来の脳卒中のリスクを下げるには、定期的な歯科医院への受診をおすすめします☺️
歯周病は、口腔内の汚れに細菌が繁殖し、歯茎に炎症が起こる病気のことを言いますが、特に歯と歯茎の境目の歯周ポケットは汚れが非常〜に!たまりやすく、歯周病菌の温床に!しかも、酸素を嫌う性質があり、炎症で歯周ポケットが深くなるとさらに繁殖してしまいます😨😈
ちなみに、歯周病菌は歯周ポケット壁に微小潰瘍と言われる小さな潰瘍を無数に作ります。そこから毛細血管に入り込み、血液に乗って全身を巡ります。
通常、体内に入った細菌は白血球によって食べられてしまいますが、血小板という傷を治す役目を持つ血液成分に歯周病菌たちは取り付くため、白血球は攻撃ができない!😭
赤血球の中にある鉄分を栄養にしながら、やがて血小板同士を集めて塊を作り、その中に入り込む。これが血管内壁に付着すると、コレステロールなどから成るドロドロとしたかゆ状の物質(アテローム)になり血栓ができてしまう(アテローム性動脈硬化症)
それらが、脳内の血管にできれば脳梗塞の引き金になってしまい、実際今のところ、アテローム血栓性脳梗塞の人たちの血液を調べると、歯周病菌の抗体価が非常に高いことが分かっているんです😢
なので!そうなる前に定期的な検診をしましょう😬👀