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切端咬合について

こんにちは!相武台ゆうデンタルクリニックです!

皆さんは「切端咬合」という言葉を聞いたことがありますか?一般的にはあまり耳にしないかもしれませんが、実は歯の健康や見た目に影響を及ぼす重要な要素です。切端咬合の問題は、口元の印象を損なうだけでなく、歯や顎の健康にも悪影響を与えることがあります。本記事では、切端咬合のデメリットやその原因、そしてマウスピース矯正でどのように改善できるのかについて詳しくご紹介します。

 

【切端咬合とは?】

切端咬合(せったんこうごう)は、上の前歯と下の前歯が噛み合わせた際に、ちょうど先端同士が当たってしまう状態を指します。正常な噛み合わせでは、上の前歯がわずかに下の前歯を覆う形になりますが、切端咬合の場合、上の前歯と下の前歯がほぼ真っ直ぐに合わさり、覆い被さることがないのが特徴です。

 

【切端咬合のデメリット】

切端咬合には、いくつかのデメリットがあります。具体的には、以下のような問題が生じることがあります。

1. **歯が欠けやすい・すり減りやすい**
切端咬合の場合、上の前歯と下の前歯が直接当たるため、歯の先端部分が摩耗しやすくなります。日常の噛む動作で常に負担がかかるため、徐々に歯がすり減り、欠けたり、形が変わってしまうことがあります。

2. **顎関節症のリスクが増加**
切端咬合によって噛み合わせが不安定になると、顎に余分な負担がかかり、顎関節症を引き起こすリスクが高まります。顎関節症になると、顎の痛みや違和感、口を開けるときの音などが発生し、生活に支障をきたすことがあります。

3. **歯並びや口元の見た目が悪くなる**
切端咬合は、前歯の位置や角度に影響を与えるため、歯並びが乱れたり、口元の印象が悪くなったりすることがあります。見た目の問題は、自己肯定感や対人関係にも影響を与えるため、改善したいと考える方が多いです。

4. **発音に支障が出ることもある**
前歯の位置や噛み合わせは、発音に影響を与えることがあります。切端咬合によって、特定の音が出しづらくなったり、発音が不明瞭になることもあります。特に「サ行」や「タ行」といった音が影響を受けやすいとされています。

 

【切端咬合の原因】

では、なぜ切端咬合が起こるのでしょうか?いくつかの要因が考えられます。

1. **遺伝的要因**
噛み合わせの形状や顎の発達は遺伝による影響が大きいです。家族に切端咬合がある場合、その傾向が遺伝することがあります。

2. **成長過程の影響**
子供のころの顎の発育過程で、不適切な噛み合わせが形成されることがあります。例えば、乳歯から永久歯に生え変わる時期に歯並びが乱れたり、顎の発育が不十分だったりすることで、切端咬合が固定化されることがあります。

3. **生活習慣や癖**
指しゃぶりや、舌を前に出す癖、頬杖などの習慣は、歯並びや噛み合わせに影響を与えることがあります。これらの癖が長期間続くと、前歯が正しい位置に収まらず、切端咬合が発生することがあります。

4. **事故や外傷**
外傷などで歯や顎の位置がずれると、噛み合わせに影響が出ることがあります。事故による影響で前歯がずれてしまった場合、自然な噛み合わせが保たれなくなることがあります。

 

【 マウスピース矯正で切端咬合を改善する方法】

ここで注目したいのが、「インビザライン」というマウスピース矯正です。従来、矯正治療といえばワイヤーを用いた「ブラケット矯正」が主流でしたが、最近では目立ちにくく快適なマウスピース矯正が多くの人に選ばれています。

1. マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って少しずつ歯を動かしていく治療法です。この方法には以下のようなメリットがあります。

– **目立ちにくい**
透明なマウスピースを使うため、装着していてもほとんど目立ちません。人前で話す機会が多い方でも、安心して使用できます。

– **取り外し可能**
食事や歯磨きの際にはマウスピースを外すことができるので、従来のワイヤー矯正のように食べ物が引っかかる心配がありません。また、清潔に保つことができるのも魅力です。

– **痛みや違和感が少ない**
マウスピースはワイヤーのような金属を使用していないため、口の中に違和感を感じにくく、痛みも少ない傾向があります。ワイヤー調整による痛みが苦手な方には特におすすめです。

2. 切端咬合にマウスピース矯正が有効な理由

マウスピース矯正は、切端咬合を改善するために特に適した治療法とされています。なぜなら、前歯の微細な動きを調整するのに向いており、歯並びを理想的な位置に戻すことが可能だからです。

また、マウスピース矯正はデジタル技術を活用して治療計画が立てられるため、仕上がりのイメージを視覚化できるのも特徴です。治療を開始する前に、最終的な歯の位置や形を確認できるため、安心して治療を受けられます。

 

【切端咬合の改善例とその効果】

実際に、切端咬合を改善することで以下のような効果が期待できます。

1. **歯の摩耗が軽減される**
正しい噛み合わせになることで、歯の先端がぶつかりにくくなり、摩耗が防げます。長期的に見て歯を健康に保つことが可能です。

2. **顎関節症のリスクが軽減**
噛み合わせが安定することで、顎への負担が減り、顎関節症の発症リスクが低くなります。

3. **口元の見た目が整い、印象が良くなる**
前歯の位置や角度が改善されることで、笑顔がより自然で美しくなります。自己肯定感も高まり、人前で話すことに自信が持てるようになります。

4. **発音が改善**
正しい歯の位置が得られることで、発音に支障が出にくくなります。特に、音の明瞭さが向上するため、コミュニケーションが円滑になります。

 

歯医者さんや検診などで歯並びや噛み合わせに問題があると指摘された方や普段の生活で見た目や発音が気になる方は当院で行なっているインビザライン矯正をご検討されてみてはいかがでしょうか。

月に一回無料相談会も開催中です!気になる方はスタッフまでお気軽にご相談ください。

 

治療前

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

診断:切端咬合、空隙歯列

治療内容:インビザラインプレミアム

期間:2年半

回数:50回

費用:88万

副作用:マウスピース着用中の痛みや違和感、発音への影響、一時的な歯の動揺

 

 

 

部分的な矯正

 

こんにちは、相武台ゆうデンタルクリニックです!

全体的に歯並びが悪いマウスピース矯正は多く目にすると思いますが、実は部分的な矯正にもマウスピース矯正で治すことができます。

部分的に歯並びが悪いだけでも大きく影響を起こすことがあります。

部分的な矯正のメリットを箇条書きでまとめると以下のようになります。

-短期間での矯正が可能: 全体矯正に比べて治療期間が短くなることが多い。
-費用が抑えられる: 対象範囲が狭いため、全体矯正よりもコストが低くなることが一般的。
– 特定の問題に集中できる: 前歯の見た目や噛み合わせなど、気になる部分だけを矯正することで効率的に治療ができる。
-負担が少ない: 治療範囲が限定されているため、矯正器具による違和感や負担が軽減される場合がある。
– 見た目の改善が早い: 特に前歯の矯正では、見た目の改善が早く実感できる。

部分的な矯正は目的や歯並びの状態によって効果が異なるため、歯科医師との相談が重要です。

歯並びの悪さは、見た目や審美的な問題にとどまらず、健康や生活の質に広範な影響を及ぼします。以下では、歯並びが悪いことによる影響をさまざまな視点から詳しく解説します。

1. 口腔衛生への影響

歯並びが悪いと、歯が重なり合ったり、ねじれたり、過度な隙間が生じたりするため、ブラッシングやデンタルフロスによる清掃が難しくなります。歯垢や食べかすが溜まりやすくなる結果、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に歯周病は、初期段階では歯肉炎として現れ、歯肉が赤く腫れたり出血したりします。これが進行すると、歯を支える骨が破壊され、最終的には歯の喪失に至ることがあります。

また、口腔内の衛生状態が悪化すると、細菌が増殖し、口臭の原因になることもあります。口臭は社会的な不安や自己評価の低下を引き起こすことがあり、人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。さらに、歯周病は全身の健康に悪影響を与えることが知られており、糖尿病や心疾患、早産のリスクを高めることが報告されています。

2. 咀嚼機能への影響

歯並びが悪いと、食べ物を効果的に噛むことが難しくなる場合があります。歯が適切に噛み合わないと、食事中に食べ物をしっかりと咀嚼できないため、胃腸に負担がかかり、消化不良を起こすことがあります。十分に咀嚼されていない食べ物は胃腸での消化が難しく、胃の働きを妨げる原因になる可能性があります。これにより、栄養の吸収効率が悪くなり、長期的には栄養不足や健康の低下を招く恐れがあります。

また、食べ物を噛む際には顎に力が加わりますが、歯並びが悪いと顎の筋肉に余計な負担がかかり、顎関節に痛みを感じることがあります。このような症状は顎関節症として知られ、口を開け閉めする際に痛みや異音が生じたり、頭痛や首、肩のコリを引き起こすこともあります。顎関節症が進行すると、日常生活に支障をきたし、医療的な対応が必要となることもあります。

 3. 発音への影響

歯並びは発音においても重要な役割を果たしています。歯が正しい位置にないと、空気の流れが乱れたり、舌が正しく歯に当たらなかったりするため、特定の音が発音しにくくなることがあります。特に「サ行」や「タ行」の音が不明瞭になることが多く、滑舌が悪くなることがあります。これにより、言葉のコミュニケーションに支障をきたし、人と円滑に会話することが難しくなる場合があります。

発音の問題は、特に子どもにとっては言語発達に影響を及ぼすことがあり、学習や自己表現に困難をもたらすことがあります。また、大人にとっても仕事や人間関係において不利な影響を受けることがあるため、心理的なストレスや自己評価の低下に繋がることがあります。

 4. 顎や顔の成長への影響

歯並びの問題は、特に成長期の子どもにとって、顎や顔の発達に大きな影響を及ぼすことがあります。歯が適切に配置されていないと、顎の成長が不均衡になり、顔の左右非対称が生じることがあります。顔のバランスが崩れると、外見に影響を与えるだけでなく、顎関節や筋肉の不調を引き起こすことがあります。こうした問題は、後年にわたって健康や生活の質に影響を及ぼすことがあるため、早期の矯正治療が勧められることがあります。

さらに、歯並びが悪いことで噛み合わせが不適切になると、顎関節症を引き起こすリスクが高まります。顎関節症は、顎の関節に痛みや不快感をもたらし、頭痛や耳鳴り、肩や首のこりを引き起こすことがあります。これにより、睡眠の質が低下したり、集中力が落ちたりするなど、日常生活に広範な影響を及ぼす可能性があります。

 5. 精神的な影響

歯並びの悪さは見た目にも大きな影響を与えるため、自己評価や自信に直結することがあります。特に、笑顔や話す場面で歯が目立つ場合、人は無意識に口を覆ったり、笑顔を控えたりすることがあります。これが長期的に続くと、対人関係に消極的になり、社会的な不安や孤立感を感じることがあります。外見への意識が高い思春期の若者や、対人コミュニケーションが重要な役割を果たす職業の人々にとっては、特に大きな影響を受けることがあります。

また、歯並びの悪さが原因でいじめやからかいの対象になる場合もあり、精神的なストレスやトラウマを引き起こすことがあります。こうした経験は自己肯定感を損ない、うつ病や不安障害などのメンタルヘルス問題に発展する可能性があります。

 6. 全身の健康への影響

歯並びの悪さが引き起こす問題は、口腔内だけにとどまらず、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。例えば、噛み合わせが悪いために不適切な咀嚼が続くと、食生活が制限され、栄養バランスが偏ることがあります。これにより、栄養不足が長期的に続くと、免疫力の低下や体調不良を引き起こすことがあります。

さらに、口腔内の細菌が血流を通じて体内に広がると、心血管疾患や糖尿病、呼吸器疾患などのリスクが高まることが研究で示されています。特に、歯周病は慢性炎症として全身に影響を及ぼし、健康リスクを増加させることが分かっています。このように、口腔内の問題が全身の病気や不調に繋がることがあるため、歯並びの改善は健康維持にも重要です。

最後に、歯並びの悪さは見た目だけの問題ではなく、口腔衛生の悪化、咀嚼機能の低下、発音の障害、顎や顔の成長の妨げ、精神的な影響、さらには全身の健康リスクといった、さまざまな影響を及ぼします。これらの問題は、日常生活の質に直結するものであり、早期の対策や矯正治療が推奨されます。歯並びを整えることで、健康と自信の両方を取り戻し、より良い生活を送ることが期待できるでしょう。

 

治療前

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診断:叢生

治療内容:インビザラインファースト

期間:約1年5ヶ月

回数:15回

費用:50万

副作用:マウスピース着用中の痛みや違和感、発音への影響、一時的な歯の動揺

ガタガタ歯並び

こんにちは、相武台ゆうデンタルクリニックです。

今回は叢生(そうせい)と呼ばれるガタガタ歯並びについての症例をご紹介します。

 

「叢生」(そうせい)とは、歯が乱れて生えること、つまり歯並びが悪い状態を指します。叢生のデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

1. **清掃が困難**

   – 歯が重なり合っているため、歯ブラシが届きにくい部分が増えます。これにより、歯垢や食べかすがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

 2. **噛み合わせの問題**

   – 噛み合わせが不均衡になることが多く、食べ物をうまく噛み砕けない場合があります。これが消化器官に負担をかけ、胃腸の不調を招くこともあります。

3. **発音への影響**

   – 歯の位置が不規則だと、特定の音が発音しにくくなることがあります。特に「さ行」「た行」などの発音に影響を及ぼすことがあります。

4. **見た目への影響**

   – 歯並びが悪いと、見た目に影響が出るため、コンプレックスを感じることがあるかもしれません。自己肯定感に影響する場合もあります。

5. **顎関節への負担**

   – 不適切な噛み合わせが続くと、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすリスクがあります。顎関節症は、顎の痛みや開閉時の異音、頭痛などを引き起こすことがあります。

叢生がある場合、矯正治療を検討することでこれらのデメリットを軽減し、口腔内の健康を改善できることが多いです。

叢生を治す(歯列矯正する)ことには、以下のような多くのメリットがあります。

1. **口腔内の清掃がしやすくなる**

   – 歯並びが整うことで、歯ブラシが各歯にしっかり届き、歯垢や歯石がつきにくくなります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが低下し、口腔の健康が維持しやすくなります。

2. **噛み合わせの改善**

   – 正しい噛み合わせになることで、食べ物をしっかりと噛み砕けるようになり、消化吸収もスムーズになります。これにより、胃腸への負担が減少し、栄養の吸収も良くなります。

 3. **発音がしやすくなる**

   – 歯並びが改善されると、発音もスムーズになることが多いです。特に「さ行」や「た行」などの発音がより明瞭になり、話す際の不安が減ります。

4. **見た目が整うことで自信がつく**

   – 笑顔や口元の見た目が改善されることで、自己肯定感や自信が向上し、人前での会話や交流がしやすくなることが多いです。

5. **顎関節への負担が軽減**

   – 正しい噛み合わせに整えることで、顎関節にかかる不必要な負担が軽減され、顎関節症のリスクが低くなります。長期的な健康を考えた際、顎関節に負担をかけずに済むことは非常に大切です。

6. **顔のバランスが整うことも**

   – 歯並びが整うと、口元が引き締まって見え、顔全体のバランスが良くなることもあります。これにより、見た目がより健康的で若々しく感じられることが期待できます。

歯列矯正による叢生の改善は、健康面や心理面でのメリットが大きく、長期的な生活の質向上に寄与します。

このようにガタガタ歯並びのままだと将来的にも大きく影響が出やすいと言えます。

見た目だけではなく、口腔内の機能的な問題も大きく関わってくるほど歯並びや噛み合わせの状態は特に大切だと言うことがわかりますね。

当院で行っているインビザライン、マウスピースによる矯正ではこのような症例も治療することが可能です。

 

インビザラインによる矯正には、以下のようなメリットがあります。

1. **目立たないデザイン**
– 透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくく、装着していても他人に気づかれにくいのが特徴です。特に見た目を気にされる方や、仕事で人と会う機会が多い方にとって、非常に大きなメリットです。

2. **取り外し可能で衛生的**
– 食事や歯磨きの際にはマウスピースを取り外せるため、従来の矯正器具に比べて口腔内の清掃がしやすく、虫歯や歯周病のリスクが低減します。装置を気にせず通常の歯磨きが可能で、口腔内を清潔に保ちやすいです。

3. **食べ物の制限が少ない**
– ブラケットを使用した矯正では、硬い食べ物や粘着性のある食品は避ける必要がありますが、インビザラインでは装置を外すため、基本的に好きな食べ物を楽しむことができます。

4. **快適な装着感**
– マウスピースは薄く、滑らかな形状のため、装着感が自然で、口腔内に違和感が少ないです。また、金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。

5. **治療の可視化**
– インビザライン矯正では、治療開始前にデジタルシミュレーションで歯の移動過程や最終的な仕上がりを確認できます。これにより、治療の進み具合がわかりやすく、モチベーションの維持にもつながります。

6. **通院頻度が少ない**
– インビザラインでは複数のマウスピースを自宅で交換しながら進めるため、通院の頻度が少なく済むことが多いです。忙しい方にとって、時間的なメリットも大きいと言えます。

7. **比較的痛みが少ない**
– 一度に少しずつ歯を動かす設計のため、痛みが比較的少ないとされています。特に従来のワイヤー矯正のような強い圧迫感が少なく、慣れると快適に治療を進められます。

これらのメリットにより、マウスピース矯正は見た目や快適さを重視する方に非常に人気があります。

 

歯医者さんや検診などで歯並びや噛み合わせに問題があると指摘されたことがある方もぜひ当院で行っているインビザライン矯正をご検討ください。

月に一回無料矯正相談会も開催しているのでぜひお気軽にお越しください。

 

 

治療前

 

 

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

 

診断:叢生

治療内容:インビザラインプレミアム

期間:2年半

回数:25回

費用:88万

副作用:マウスピース装着時の痛みや違和感、発音への影響、一時的な歯の動揺

 

 

 

 

 

 

 

開咬のリスクと治療のメリット

こんにちは。相武台ゆうデンタルクリニックです!

外見的には歯並びはそんなに悪くないように見えますが、実は前歯や小臼歯が噛み合っていないということがあります。

奥歯だけ噛んで、他を噛まない歯列不正を「開咬」といいます。

今回の症例は

一見そこまで問題がないように見えますが、負担はやはり噛み合っている部分に大きくかかってくるため、将来的に歯を失うリスクがかなり高くなってしまいます。

1. 開咬とは?

開咬(かいこう)とは、上下の前歯または奥歯の咬み合わせが正しく閉じない状態のことを指します。口を閉じても歯が合わさっておらず、前歯に隙間ができている状態が特徴です。これは単なる見た目の問題だけでなく、お口全体の機能にも悪影響を及ぼします。

開咬は、歯や顎の成長過程で発生することが多く、幼少期の指しゃぶりや舌の位置異常、遺伝的要因などが原因となることが多いです。もし放置してしまうと、咬み合わせに起因するさまざまな問題が発生する可能性があるため、矯正治療を検討することが重要です。

2. 開咬がもたらすリスクとデメリット

開咬をそのままにしておくと、さまざまなリスクやデメリットが生じます。

(1) 発音への影響

開咬があると、特定の音を正確に発音することが難しくなります。特に「サ行」や「タ行」の発音がしにくくなることがあります。これにより、話す際に不明瞭になりやすく、コミュニケーションに困難を感じることがあります。

(2) 噛む力の低下

開咬によって咬み合わせが不完全になるため、食べ物をしっかり噛むことが難しくなります。この結果、消化が悪くなったり、食事を楽しむことができなくなったりする場合があります。特に固い食べ物や繊維質の多い食材が食べにくくなることがよくあります。

(3) 顎関節への負担

不正咬合は顎関節に余計な負担をかけることがあります。開咬の場合、上下の歯が正しく噛み合わないため、顎の関節や筋肉に過度の負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症になると、顎の痛みや開閉時の異音、頭痛などの症状が現れることがあります。

(4) 見た目の問題

開咬は外見にも大きな影響を与えます。笑顔を作るときや話しているときに、前歯の隙間が目立ちやすく、審美的に不満を感じることがあります。このことが自己評価や自信に影響を与えることもあります。

(5) 歯の健康リスク

不正咬合により、歯にかかる負担が偏るため、歯がすり減りやすくなったり、歯周病のリスクが高まったりすることがあります。さらに、開咬では上下の前歯がうまく合わさっていないため、歯のクリーニングが難しくなり、虫歯や歯肉炎のリスクも上昇します。

3. 矯正治療のメリット

開咬を改善するための矯正治療には、多くのメリットがあります。特に、以下の点で大きな効果が期待されます。

(1) 正常な咬み合わせの回復

矯正治療により、歯が適切な位置に整列し、正しい咬み合わせが得られます。これにより、食事中にしっかりと物を噛むことができ、消化が改善されます。また、顎関節への負担も軽減され、顎関節症の予防や改善にもつながります。

(2) 発音の改善

開咬の矯正により、特定の発音がしやすくなります。これにより、日常生活や職場、学校でのコミュニケーションがスムーズになり、自信を持って話すことができるようになります。

(3) 見た目の改善

開咬を矯正することで、笑顔や話すときの見た目が自然になります。歯並びが整うことにより、顔全体のバランスも向上し、自信を持った表情を作ることができます。

(4) 歯の健康維持

歯が正しく整列することで、歯の清掃がしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが減少します。歯にかかる負担が均等になるため、歯がすり減るリスクも低くなります。

(5) 長期的な健康改善

矯正治療は、単に見た目や機能を改善するだけでなく、将来的な健康リスクを低減します。顎関節の健康維持や咬み合わせの問題による二次的な疾患の予防にも寄与します。

4. マウスピースによる矯正治療のデメリット、リスク、副作用

現在、開咬の治療方法としては、ワイヤーによる従来の矯正方法に加え、マウスピース矯正が一般的に行われています。

当院では、マウスピース矯正(インビザライン)を行なっています。

マウスピース矯正は透明で取り外し可能なため、審美的な観点から非常に人気がありますが、いくつかのデメリットやリスク、副作用も存在します。

(1) 装着時間の管理が必要

マウスピース矯正は、取り外し可能であるため、その利便性が魅力ですが、逆に言えば装着時間をしっかり管理しないと効果が十分に得られない可能性があります。通常、12022時間の装着が推奨されており、食事や歯磨きの際には取り外す必要があります。しかし、装着時間が短くなると、治療が長引くことや、効果が不十分になるリスクが生じます。

(2) 複雑な症例には不向き

マウスピース矯正は、ほとんど全ての症例に適応できますが、場合や程度によっては効果が出にくくなることがあります。

(3) 違和感や痛み

マウスピースは自分の歯にぴったりとフィットするように作られますが、初めて装着する際や新しいマウスピースに交換する際には、圧迫感や痛みを感じることがあります。これは、歯が移動する際に生じる自然な反応ではありますが、特に敏感な人にとっては不快感が強い場合もあります。

(4) 維持の手間

マウスピースは定期的に清掃する必要があります。食事の後には必ず歯を磨き、マウスピースも洗浄しないと、細菌が繁殖しやすくなります。また、汚れが溜まるとマウスピースが透明でなくなり、見た目が悪くなってしまうこともあります。さらに、マウスピースの紛失や破損のリスクもあるため、注意が必要です。

5. マウスピース矯正のメリット

これらのデメリットがある一方で、マウスピース矯正には非常に多くのメリットも存在します。以下はその代表的な利点です。

(1) 審美的な利点

マウスピースは透明で目立ちにくいため、治療中でも他人から気づかれにくいという大きな利点があります。特に成人やビジネスシーンでの使用を考える方には、非常に魅力的な選択肢です。

(2) 食事の自由

マウスピースは取り外しができるため、食事中に気を使う必要がありません。ワイヤー矯正のように特定の食べ物(硬いものや粘着性のあるもの)を避ける必要がないため、食事の自由度が高いです。

(3) 歯の清掃がしやすい

ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーの間に食べ物が挟まりやすく、歯磨きが難しいですが、マウスピース矯正では取り外して通常通り歯を磨くことができます。このため、口腔内の衛生状態を良好に保ちやすいというメリットがあります。

開咬は審美的・機能的な問題を引き起こすだけでなく、長期的には健康リスクを伴うこともあります。矯正治療を行うことで、正しい咬み合わせや発音の改善、さらには見た目や歯の健康維持といった多くのメリットが得られます。特にマウスピース矯正は見た目の自然さや取り外し可能な利便性から人気がありますが、デメリットやリスクも理解した上で適切な治療法を選ぶことが重要です。

 

 

治療前

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診断:開咬

内容:インビザラインプレミアム

費用:88万円

期間:半年

叢生のリスク

こんにちは!

相武台ゆうデンタルクリニックです!

 

今回は、叢生(そうせい)と呼ばれる歯並びについてお話したいと思います!

 

叢生とは、歯が重なり合って正しい位置に並ばない状態を指します。主に顎のサイズと歯のサイズが合わないことで生じます。

 

叢生(そうせい)を治療することには、健康面、美容面、精神面の多方面で多くのメリットがあります!ここでは、具体的な利点を詳しく見ていきます。

 

叢生(そうせい)を治療することには、健康面、美容面、精神面の多方面で多くのメリットがあります。ここでは、具体的な利点を詳しく見ていきます。

1つ目は、口腔衛生の向上です。歯が重なり合った状態である叢生は、日々の歯磨きやデンタルフロスの使用を妨げる大きな要因となります。歯が正しい位置に並んでいないと、歯ブラシが届きにくい場所が生じ、そこにプラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。これは、虫歯や歯周病のリスクを高める主な原因となります。叢生を治療して歯並びが改善されると、歯磨きがより効果的に行えるようになり、歯の表面をきれいに保つことが容易になります。

また、歯周病は単に歯や歯茎の問題にとどまらず、心疾患や糖尿病など全身の健康にも悪影響を及ぼすことが知られています。したがって、叢生の治療を通じて口腔衛生が向上すれば、全身の健康状態の改善にもつながる可能性があります。

2つ目は、噛み合わせの改善と顎関節への負担軽減になります。叢生があると、噛み合わせが不正になることが多いです。不正咬合は、食べ物をしっかりと噛むことが難しくなるだけでなく、顎の関節や筋肉に過度な負担をかけることがあります。この状態が長期間続くと、顎関節症を引き起こす可能性があり、痛みやこわばり、さらには顎の動きが制限されることにもつながります。

叢生の治療によって噛み合わせが正しくなると、食べ物を効率よく噛むことができるようになり、顎関節への負担が減少します。これにより、顎関節症のリスクが軽減されるだけでなく、顎の筋肉がリラックスし、日常生活における痛みや不快感が軽減されます。

3つ目は、食事の質の向上と消化機能の改善が挙げられます。噛み合わせが改善されると、食べ物をより細かく噛み砕くことができるようになります。これにより、消化器官への負担が軽くなり、消化吸収の効率が向上します。十分に噛まれていない食べ物は胃や腸で処理しきれず、消化不良を引き起こす可能性があります。したがって、叢生の治療は、単に口腔内の問題を解決するだけでなく、消化器系の健康にも寄与します。

さらに、食事を楽しむという観点でも重要です。噛み合わせが正しくなると、食べ物の風味をしっかりと味わうことができ、食事の満足感が向上します。食べ物を楽しく、健康的に摂取することは、生活の質を高める要素の一つです。

加えて、美容面でのメリットがあります。歯並びが整っていると、顔の全体的なバランスが改善され、笑顔が美しく見えるようになります。特に、日本においては「きれいな歯並び」が美しさの基準の一つとして重視されており、歯並びを気にする人も多いです。整った歯並びは、顔の輪郭や唇の形にも影響を与えるため、顔全体の印象を良くする要素となります。

さらに、歯並びが良くなることで、前歯の突出や左右の非対称性が解消されることがあります。これにより、顔全体のシンメトリー(左右対称性)が向上し、より均整の取れた顔立ちを手に入れることができます。特に、笑顔の美しさは第一印象にも大きく影響するため、整った歯並びは自信を持って他者と接することにも寄与します。

見た目だけではなく、自己肯定感の向上と心理的な効果もあります。見た目の改善は、精神的な影響にも大きく関わります。多くの人が歯並びにコンプレックスを抱えており、それが原因で笑顔を見せることに抵抗を感じたり、人前でのコミュニケーションに不安を感じたりすることがあります。叢生を治療し、歯並びが整うことで、見た目に自信を持てるようになり、自己肯定感が高まることが期待されます。

また、歯並びの改善によって笑顔が増え、人とのコミュニケーションが円滑になることで、社会的なストレスが軽減されることがあります。外見に対する不安が少なくなることで、積極的に人前に出たり、新しい挑戦に前向きになったりするなど、心理的な面でもポジティブな影響が生まれます。

発音も矯正治療をすることで改善していきます。叢生によって歯並びが乱れていると、舌の動きが制限されたり、空気の通り道が不規則になることで、発音が不明瞭になることがあります。特に、「さ行」や「た行」、「ら行」など、歯や舌の位置が発音に影響する音が発しにくくなる場合があります。叢生の治療によって歯並びが正されると、発音がクリアになり、よりはっきりと話すことができるようになります。

これにより、日常生活の会話やプレゼンテーション、職場でのコミュニケーションがスムーズに進むだけでなく、自信を持って話せるようになります。発音が改善されることで、特に対人コミュニケーションにおいて、ストレスを感じることが減少します。

何より歯の寿命を延ばすことに繋がります。叢生による不正咬合は、一部の歯に過度な力がかかる原因となり、歯の摩耗や破損、さらには歯の損失を引き起こすことがあります。歯が正しく並んでいないと、噛む力が均等に分散されないため、特定の歯が過剰に摩耗しやすくなります。これにより、歯の寿命が短くなることがあります。

叢生を治療することで、噛む力が均等に分散され、歯の過度な摩耗が防がれます。これにより、歯の寿命を延ばすことができ、将来的に入れ歯やインプラントなどの補綴治療を避けることができる可能性も高まります。

 

叢生を治すことには、口腔衛生の向上、噛み合わせの改善、顎関節症の予防、美容面での効果、自己肯定感の向上、発音の改善、歯の寿命を延ばすなど、多くのメリットがあります。健康と美しさ、そして心の安定に寄与するため、歯並びに悩んでいる方にとって、治療を検討することは大きな価値があると言えるでしょう。

叢生で悩まれている方は、ぜひスタッフまでお声掛けください!!

 

治療前

 

治療後

 

診断:叢生

治療内容:インビザラインファースト

期間:約1年5ヶ月

回数:15回

費用:50万

副作用:マウスピース着用中の痛みや違和感、発音への影響、一時的な歯の動揺

歯並び

こんにちは、相武台ゆうデンタルクリニックです。

 

歯並びが乱れていると、見た目だけでなく、噛み合わせや発音、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。

 

そんな悩みを解消するために、マウスピース矯正がおすすめです。透明で目立たず、取り外し可能なため、食事や歯磨きの際にも便利です。また、金属ブラケットを使わないので、装着時の違和感が少ないのも大きな魅力。仕事やプライベートを邪魔せず、快適に歯並びを整えることができます。

 

歯並びにお悩みの方は、ぜひマウスピース矯正を検討してみてください!

 

治療前

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

診断:叢生

治療内容:プレミアム

期間:2年

費用:88万

奥歯の咬み合わせ

 

こんにちは、相武台ゆうデンタルクリニックです!

今回は奥歯で噛むことの重要性をお話します。

奥歯が噛み合わないことで起こるデメリット

1.食べ物をうまく噛めない。
2.顎に負担がかかりやすい。
3.歯がすり減りやすくなる。
4.発音が不明瞭になることがある。
5.見た目や口元に影響が出る。

奥歯で噛むことのメリット

1.食べ物をしっかり噛めて消化が良くなる。
2.顎の筋肉が鍛えられる。

3.歯全体に均等に負担がかかる。
4.顎関節に無理な負担がかかりにくい。
5.正しい噛み合わせで発音が安定する。

このように奥歯でしっかり噛むことで見た目やお口の周りに与える影響も大きく変わります!

歯並びやかみ合わせに不安がある方はぜひマウスピース矯正をご検討下さい!

 

治療前

 

 

 

 

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診断:開咬

治療内容:インビザラインプレミアム

期間:4年

費用:88万

 

 

反対咬合

こんにちは!相武台ゆうデンタルクリニックです。

 

歯並びで気になることのひとつに、「反対咬合」があります。

反対咬合は、噛み合わせの異常で、下の歯が上の歯よりも前に出てしまう状態をいいます。

これは見た目の影響だけでなく、様々なデメリットがあるため早めに治療を検討することが大切です。

 

反対咬合が長期間放置されると、以下のようなデメリットがあります。

1、歯や顎に負担がかかる

噛み合わせが正しくないため歯や顎に無理な力がかかり、これによって顎の成長が正常に進まなかったり、顎関節症のリスクがあるといった問題が起こることがあります。

 

2、食事がしずらい

食べ物をうまく噛みきれないことがあります。これが長期間続くと食事の際に不便を感じたり、栄養バランスが悪くなる可能性があります。

 

3、発音に影響が出る

正しい発音が難しくなることがあります。特にさ行やた行の発音が難しい場合があります。

 

反対咬合を治すことによって、顔立ちのバランスが整ったり、正しい噛み合わせが手に入ったり、大人になったあと将来的に歯の健康をまもれたりします。

見た目だけでなく、健康面でも改善が期待できるため、歯並びが気になる場合はぜひご相談ください。

 

 

治療前

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

 

診断:反対咬合

治療内容:インビザラインファースト

期間:半年

費用:50万

 

 

子どもの叢生

こんにちは!相武台ゆうデンタルクリニックです!

 

今回は叢生と呼ばれる歯並びについて紹介いたします!

 

叢生とは、歯が前後に重なり、歯列がガタガタしてしまっている歯並びのことを指します。

歯並びがガタガタしてしまっていると、重なっている部分に歯ブラシが当たりにくく、細かいところまで磨くのが難しくなってしまいます。

歯並びを綺麗にすることは、その後の生活で歯を健康的に守っていくことにも繋がります!

 

マウスピース矯正で対応可能ですので、お気軽にお声掛けください!!

 

治療前

治療後

 

診断:叢生

内容:インビザラインファースト

期間:1年半

費用:50万

反対咬合の矯正

こんにちは、相武台ゆうデンタルクリニックです!

今回は反対咬合(はんたいこうごう)についてご紹介します。

反対咬合とは、咬み合わせた時に、下の前歯が上の前歯よりも前に出ていること、つまりしゃくれているような状態です。

なぜこのような状態になるのか?

遺伝的なものもありますが、子供の頃からの口周りの癖や習慣、長期にわたるおしゃぶりの使用や下顎を出す癖、舌の悪習癖などが顎の形状に影響を及ぼす場合があります。

咀嚼や発音不良など機能的な問題はもちろん、咬み合わせの問題から顎の変形や虫歯・歯周病のリスクが高くなってしまったり健康への悪影響が起こる可能性が高いです。

マウスピース矯正ではこのような症例も治すことができるのでぜひお声がけください!

 

治療前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

治療後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診断:反対咬合

内容:インビザラインファースト

期間:1年半

費用:50万

 

 

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