ブルーラジカル

歯周病は、日本人の成人に広く見られる口腔疾患の一つです。従来の治療では、スケーリングやルートプレーニングなどの機械的清掃によって歯周病菌を減少させることが主流でした。しかし近年、革新的な歯周病治療機器、ブルーラジカルによる高度な殺菌技術が注目されています。当院では、この先端治療をいち早く導入し、より効果的な歯周病管理を提供しています。

ブルーラジカルはこのような方に適しています

ブルーラジカルを活用した歯周病治療は、従来の方法と異なるアプローチで歯周組織の改善を促します。この先進的な治療法を取り入れ、口腔内の健康と歯周組織の安定を図りましょう。

ブルーラジカルの特徴

厚生労働省承認の光殺菌治療機器

ブルーラジカルとは、光線力学療法（PDT：Photodynamic Therapy）の一種で、歯周病治療への効果が厚生労働省に認められた機器です。過酸化水素と特定の波長の青色光を用いたラジカル殺菌技術により、歯周ポケット内で強力な殺菌作用を発揮し、従来の治療では除去しきれなかった細菌を効率的に減少させます。重度の歯周病にも対応できるため、歯を残せる可能性が高まります。

世界初のラジカル殺菌技術

従来、重度の歯周病治療では超音波振動による歯石除去が行われていましたが、この方法では歯周ポケット内の細菌を完全に除去することが難しく、外科的な処置が必要になるケースが多くありました。しかし、ブルーラジカルによるラジカル殺菌を行うことで、外科的処置をせずに口腔内の歯周病菌を99.99%殺菌することが可能となりました。

ブルーラジカルのメリット

高い殺菌力

独自のラジカル殺菌で、歯周ポケット内部を効果的に殺菌することができます。

痛みの軽減

歯ぐきの切開などの外科的処置を伴わないため、患者様の負担が少なく済みます。

治療時間の短縮

レーザーの照射時間は1歯あたり5分程度。短時間で大きな効果が期待できます。

従来の治療との
併用が可能

従来の歯周病治療法と組み合わせることで、治療効果を高めることができます。

フジテレビ系列『めざまし8』や
テレビ朝日系列「羽鳥慎一モーニングショー」など
多数メディアで紹介されました

「歯周病患者に新しい希望となる治療器」として、ブルーラジカルが紹介されました。
開発者である菅野太郎東北大学大学院教授がラジカル殺菌のメカニズム等を詳しく解説しています。

よくある質問

ブルーラジカルで歯周病は治りますか？

強力な殺菌作用を持つブルーラジカルを使用することで、従来の治療よりも効果的に歯周病の進行を抑えることができます。しかし、すでに失われた組織を再生することはできません。歯周組織の回復には歯周再生療法などの追加治療が必要になります。

ブルーラジカルで抜歯を回避できますか？

他院で抜歯が必要と診断された歯でも、ブルーラジカルによって残せる可能性があります。しかし、歯ぐきや歯槽骨の状態によっては、やはり抜歯が適切な場合もあります。
まずは当院で精密な診査を行い、ブルーラジカルの適用可否を判断させていただきます。

ブルーラジカルは何に効果があるのですか？

ブルーラジカルは、歯周ポケット内で機械的洗浄とラジカル殺菌を同時に行うことで高い殺菌効果を発揮し、歯周病にアプローチします。これにより、歯の動揺が治まったり、出血や膿が止まるなど、歯周病の症状が安定する可能性が高まります。

治療は１回で済みますか？

対象となる歯の数や歯周ポケットの深さによって異なります。また、浸潤麻酔を使用するため、治療する歯の本数が多い場合は、安全のために複数回に分けて通院することをおすすめします。

治療が終われば、もう歯周病になることはありませんか？

口腔内が歯周病菌に感染しやすい状態になっていれば、再発は起こります。定期的なメインテナンスとして、検診やクリーニング、また再発抑止としてブルーラジカルを使用していくことで、予防に努めていきましょう。

注意事項

治療費用

※金額は全て税込み価格です。

ブルーラジカルは、歯周病治療の新たな選択肢として注目されています。
歯周病でお悩みの方、診療をご希望の方は当院までご相談ください。

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