インプラントの
メリット・デメリット
メリット
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しっかり噛めます
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ズレたり、外れたりすることがありません
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見た目が自然で美しいです
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顎の骨が痩せにくいです
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残った歯を削る必要がありません
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周りの歯に負担がかかりません
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装置の寿命が長いです
デメリット
- 保険が適用されません
- 治療後のメンテナンスが必須です
インプラントはこんな人におすすめ
インプラントには保険が適用されないため、治療費が従来法よりも高くなりますが、装置の寿命は長いです。顎の骨も痩せにくいことから、お口の健康を長期的に維持・増進したい人、他の歯を守りたい人にはインプラントを強く推奨できます。残った歯を削りたくない、入れ歯のようにズレたり、外れたりする装置は嫌だ、見た目が自然で本物の歯のようにしっかり噛める人工歯が欲しいという人にもインプラントはおすすめといえます。
※インプラント治療はガイドを作成するので計画通りに埋入できます
※現在、京セラとエールガイドでのコンビネーションのみ対応可能です
インプラント治療前・治療中・治療後の注意点
インプラント治療にはさまざまな注意点があります。ここではとくにインプラント手術前・手術中・手術後に焦点を当てて、注意すべき点を詳しくご説明します。
手術前の注意点
体調を整える
インプラント手術では、歯茎をメスで切開したり、顎の骨にドリルで穴を開けたりするなど、出血を伴う外科処置を行います。手術自体は10~15分程度で終わりますが、万全の体調で臨むことが求められます。手術前は疲れやストレスをため込まず、過度な運動も避けて、十分な睡眠をとるよう努めましょう。
喫煙、飲酒を控える
タバコの煙は、歯茎や顎の骨に悪影響を及ぼします。過度な飲酒も免疫力の低下などを招くため、インプラント手術前はできるだけ控えるようにしてください。
口腔ケアを徹底する
歯垢や歯石は細菌の温床となり、手術中の感染リスクを増大させるため、インプラント手術前は口腔ケアを徹底することが大切です。
手術中の注意点
リラックスすることが大切
インプラント手術の際には、必ず局所麻酔を施します。手術中に強い痛みを感じることはありませんので、その点はご安心ください。過度に緊張すると、全身状態に悪影響が及ぶおそれがあるため、リラックスすることが大切です。
手術中に起こり得るリスク
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重要な血管や神経の損傷
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上顎洞への穿孔
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ドリリングによる骨細胞に死滅
インプラント手術中には、こうしたリスクを伴いますが、適切な診断を下し、正しい治療計画を立てることで回避することが可能です。
手術後の注意点
安静に過ごす
インプラント手術後は傷口を刺激しないよう、安静に過ごしてください。喫煙・飲酒・激しい運動・熱い湯船に浸かることなどを避け、食事も噛まずに飲み込める食品を選ぶようにしてください。処方された抗菌薬、消炎鎮痛薬は歯科医師の指示通りに服用しましょう。
インプラント治療後の注意点
インプラント手術が終わり、上部構造も装着した後は、メンテナンスへと移行します。インプラントは天然歯よりも歯周病にかかりやすいため、定期検診やクリーニングを定期的に受ける必要があるのです。インプラントの歯周病である「インプラント歯周炎」を発症すると、顎の骨が破壊され、人工歯根を支えられなくなってしまうことから、十分な注意が必要です。